川崎近海汽船は7月17日、業界誌紙の記者を招待して懇親会を開催した。席上、石井繁礼・代表取締役社長(写真)があいさつし、2016年秋をめどに清水港と大分港を20時間で結ぶ内航RoRo船による定期航路(週3便予定)の開設を検討していることを明らかにした。
石井社長は同航路について「物流業界で懸案となっているドライバー不足の対応を図り、海上輸送へのモーダルシフトを推進するもの。九州〜関東・甲信地方間を海陸一貫輸送することにより集荷から3日目の配送が実現する」とした。また石井社長は、同社が2018年をめどに岩手(宮古)〜室蘭間フェリー航路の新設と、新造フェリーの追加投入を行う計画(既報)であるとした上で、この計画に当たり「新たに30人の乗組員の採用・育成が必要。内航船員の不足に対応したプロジェクトを進めていく」と語った。
このほか、外航船事業については東南アジア航路に1万9000トン型の新造多目的船を投入して、日本メーカーの高級鋼材輸送需要に対応していくことなどが発表された。