トランスコンテナ(=TCL、深津正彦社長)は9月から、業界初となるニューカレドニアやフィジーなど南太平洋諸島の各港向けに海上定期混載サービスを開始する。
同地域向けには日本およびアジア諸港から在来船による定期配船は行われているが、コンテナ輸送による小口貨物を対象とした混載サービスが行われていないことにTCLが着目、NYK Container Lineを通じNYKバルク・プロジェクト貨物輸送(NYKBP)が運航する韓国/日本〜南太平洋間多目的船航路(South Pacific Link)の船腹を利用して、月1便の定期混載ボックスを仕立てることにした。
対象仕向地はNoumea(ニューカレドニア)/Suva(フィジー)/Lautoka(フィジー)/Apia(サモア)/Pago Pago(米領サモア)/Papeete(仏領ポリネシア)の5ヵ国・地域の6港で、日本では当面、横浜(丸全昭和)/神戸(ユニエツクス)の両CFSで受託する。
実際の輸送は、ワンコンに上記6港向けを同梱し、各港への停泊時にその港向けの混載貨物を搬出するミルクラン方式で行われる。日本側で寄港順に貨物が取り出せるようバンニングし、本船ステイ中に効率よくデリバリーできる体制を整える。あらゆる小口貨物に対応、経由港などの積み替えによるダメージを軽減し、また少量をFCLとして輸送していた場合に比べ、大幅な輸送コスト削減につなげる。
サービス開始本船は神戸9月10日〜横浜9月14-15日と日本積みして、Noumea ETA10月1日〜Lautoka ETA10月5日〜Suva ETA10月6日〜Apia ETA10月10日〜Pago Pago ETA10月10日〜Papeete ETA10月15日へと向かうPacific Islander II 109次航。