A.P. Moller-Maersk A/Sは11月6日、グループの2015年第3四半期(7〜9月期)業績を発表、売上高は前年同期比17.1%減の101億1000万ドル、当期利益も前年同期比48%減の7億7800万ドルと大幅な減益だった。
うちMaersk Line業績は、売上高が前年同期比で15%減の60億1800万ドル、EBITDA(金利+減価償却費+税引前営業利益)は35%減の7億6500万ドル、当期利益も前年同期比で61%もダウンした2億6400万ドルと2四半期連続での減益となった。
積み高は前年同期比1.1%増の242万7000FEUと増えたものの、FEU当たりの平均運賃収入が2163ドルと19.3%も下落した。前四半期からも4%以上の下落で、燃料費価格の下落などFEUあたりのユニット・コストを11%減らしたものの、大幅減益に歯止めがかからなかった。
2015年1〜9月の累計売上高は、前年同期比で9%減の185億3500万ドル、最終利益は12%ダウンの14億85万ドルとなっている。
5期連続で5億ドル超えの当期利益をキープしていた好業績からのスローダウンにより、Maersk Lineは先月末、通期の業績予測を最終益22億ドルから16億ドルに下方修正するとともに、新造発注ペースのスローダウンや陸上従業員の17%削減など合理化策も発表している。