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専門家コンサル集団“KMLC”が発足、プロジェクト輸送やSC構築を経験者ノウハウの積極導入で
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専門家コンサル集団“KMLC”が発足、プロジェクト輸送やSC構築を経験者ノウハウの積極導入で

 物流コンサルティングを中心に、自身でプラント・プロジェクト輸送などもアレンジできる新たなフォワーダーが発足、今秋から本格的な営業を開始している。物流業界などでキャリアを積んだ同志数名が資本を持ち寄り、合同会社として設立した「K&M Logistics and Consulting」(KMLC)がその会社。
 KMLCの共同代表を兼ねる出資者やスタッフ、協賛者の出身業界は多岐に渡る。物流だけでも、プラント貨物・設備機械の一貫輸送やサプライチェーン、用船、航空機チャーターの専門家がいるほか、商社、経営コンサルタント、人材紹介、弁護士、検査会社、メーカーなど、さまざまな職種の経験者が集っている。
 発起人で共同代表のひとりである皆川大輔氏は新形態企業の狙いについて、「目的としての利益優先は当然ですが、株主の意向が強すぎて顧客の方を向いていない会社を数多く見てきた。株主は信用のみならず、資本金を得る上でも重要なファクターですが、それ以外の部分では足かせにもなる。顧客あっての企業ですから、いろんな分野で活躍する同志が知識や経験を持ち寄り、共有し、それを顧客に還元していく形として合同会社が最善と考えた」と語る。
 KMLCは物流とコンサルティングが主力業務だが、参加メンバーの多岐にわたる業種を反映して、それぞれのノウハウを生かしながら人材育成や業務会計処理など広範な業務にも対応する。
 輸送アレンジに関しては、長年にわたって培った海外の輸送会社と代理店契約を結びながら、しがらみにとらわれない形で世界ほぼ全域をカバーしている。物流ノウハウを持たない会社には、直接出向いて、無償でコンサルティングや講義も行う。
 すでにKMLCは、海外の連携フォワーダーからのノミネーション案件を中心に取り扱いを開始しており、「大手企業からの依頼でカスピ海周辺国の輸送調査や、東南アジアのジャングルからのサプライチェーン構築を行った」という。
 また次の布石として、イランから中央アジアのCIS地域に実績のあるフォワーダーと交渉を続け、制裁の完全解除とともに殺到すると予測されるイラン向け貨物においても万全を期すとしている。
 KMLCは、「基本的に代理営業員は出来高制をとっており、あらゆる世代、あらゆる業種の方々に門戸を開いています。団塊世代のリタイヤで積み重ねられてきた業界知識やノウハウが失われるのは非常にもったいない」として、次世代を担う各分野の人材への橋渡しの機能も務めながら、専門プロ集団としての存在感を物流業界で発揮していく構え。

K&M Logistics and Consulting LLC
 所在地:〒130-0023 東京都墨田区立川2-3-2-505
 TEL 03-6811-6118
 E-mail:tokyo@kmlc.tokyo

Last Update : 2015/12/07