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CMAがNOLを24億ドルで買収、APLブランドは維持の方向
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CMAがNOLを24億ドルで買収、APLブランドは維持の方向

 フランス船社CMA CGMは12月7日、シンガポール船社Neptune Orient Lines(NOL)を買収することで、その筆頭支配株主であるLentor Investments Pte. Ltd.(シンガポール政府系ファンドTemasek Holdingsの100%子会社)と合意したことを公表した。両者は12月7日を期限に、CMAのNOL買収に関して独占的に交渉を進めていた。
 両者の合意内容は、NOLの発行済み株式のうちTemasekグループ保有の66.84%を、CMAが1株あたり1.30シンガポールドルで公開買付(TOB)で買い取るというもの。買取額は、買収提案前の株価に49%のプレミアムを上乗せしたもので、買収総額は33億8000万シンガポールドル(約24億USドル=約3000億円)となる。関係当局の承認を経た上で来16年半ばまでの取り引き完了をめざす。
 CMAとNOL(APL)を合わせた売上高は220億ドル、コンテナ船隊の規模は563隻/船腹総計232万TEUとなり、船腹シェアは12%(CMAの現行シェアは8.8%)に達することになる。
 CMAはNOL買収により、北米や日本を含むアジア、インドなどの航路に強味を持つAPLネットワークを組み入れるとともに、スケールメリットの追求によるシナジーやコスト削減効果が生み出せると説明、またAPLのブランドネームは維持していく方針も示している。
 CMAは東西基幹航路でCSCL/UASCとOcean Threeアライアンスを結成しており、一方APLはHapag/HMM/MOL/NYK/OOCLとのG6アライアンスに属している。これによりG6の解体を含んだアライアンスの再編が確実な情勢となった。

Last Update : 2015/12/08