鈴江コーポレーション(本社:横浜市、鈴江孝裕社長)は12月10日、インド、UAE(アラブ首長国連邦)および米国をベースに物流事業を展開しているTransworld Group of Companiesの傘下にあるインドMumbaiとUAEドバイのそれぞれに所在する現地コンテナ船社などと、ロジスティクス事業などを提供するための合弁会社設立に向けたMOU(了解覚書)を11月30日付けで締結した、と発表した。今後は直ちに合弁設立に向けた手続きを開始するとしている。
上写真は2015年4月に鈴江孝裕社長がTransworld Group of Companiesのドバイ本社を訪れた際のRamesh S. Ramakrishnan会長との2ショット。
出資比率はインド合弁、ドバイ合弁とも鈴江側とTransworld Group側が50%ずつの折半出資で、資本金はインド合弁が約2000万円、ドバイ合弁が1750万円とされている。
提携先のTransworld Group of Companiesは、1976年創業で40年の歴史を持ち、インド・UAE・米国をベースに事業展開している。グローバル本社をドバイのJebel Aliフリーゾーンに置き、グループ内には、定期船保有・運航を行っているOrient Express Lineを始めとし、船舶保有/近海オペレーション/船舶代理店/シップマネジメント/フレート・フォワーディング/コントラクト・ロジスティックス/NVOCCなど幅広い物流事業部門を擁すコングロマリット。
インドの合弁相手であるShreyas Shipping and Logistics Ltd.は、インド最初のコンテナ・近海船社のひとつで、1000〜3500TEUのコンテナ船(写真)を7隻運航して、主にインド沿岸輸送やJebel Aliとを結んだ航路も展開している。
ドバイの合弁相手であるOrient Express Lines FZE(OEL)/Transworld Logistics FZE(TLF)は、OELが1000〜3500TEU型の20隻以上のコンテナ船隊で、DubaiやColomboなどをハブにインド亜大陸を含めた近海サービスを展開して、Maersk/MSC/Messina Lines/UASC/CMA/OOCL/APL/Hapagといった遠洋船社を顧客としている。またTLFは、Jebel Aliフリーゾーン内で最先端の倉庫保管サービスを提供するほか、中東、インド亜大陸、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、スリランカから東南アジア地域において、海・陸・空の総合物流サービスを展開している。
鈴江の海外拠点は、中国、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、マレーシア、南アフリカ、バングラデシュ、トルコ、メキシコに続くものとなる。