ベン・ライン・エージェンシーズ・ジャパンは12月8日、英国の民間警備会社AMSS(Asset Maritime Security Service)と正式に代理店契約を交わし、日本で船主や船舶管理会社などに、AMSSの海上保安警備およびコンサルティング事業を積極的に営業していくと発表した。
2010年に設立されたAMSSは英軍出身者も多く、軍との結びつきが深いとされる。Liverpool近郊に本社を構えるが、実質的な活動拠点を地中海交通の要衝であるマルタ島に置き、東・西アフリカ、アデン湾、紅海、インド洋、ソマリア沖をはじめ、地球上のあらゆる海域で警備活動を実施する。
危険海域を航行する船舶のほか、海上設置型のオフショア オイル & ガス施設についても警護や情報提供の実績がある。また、リスク分析・情報提供といったコンサル業務に加え、最新の現場レポートを要求に応じて迅速にカスタマイズして提供するなど、IT化も積極的に進めている。
セキュリティー事業に関しては、ISOなどの国際認証機関のほか、複数の国・地域で認定を取得している。なかでも西アフリカのナイジェリアでは、軍警察当局による同国海域内で保安活動する機関としての認定のほか、海上保安当局Apapa港からは沿岸警備および海軍当局との連携による国内外の船舶警護活動に当たることの承認を受けており、ナイジェリア軍および情報機関との情報共有を行える許可等も得ている。