日本海事センター・企画研究部発表のContainer Trades Statistics Ltd. （CTS）の統計による「アジア〜欧州間の2015年11月コンテナ荷動き」は、往航が前年同月比4.3%減／109.5万TEUとなった。
　積み地別では、1位の中国積みが前年比4.5%減の77万4061TEUと9ヵ月連続のマイナス。日本積みも19.3%減（3万5758TEU）と大幅に減少し、ベトナム（0.4%増、4万7935TEU）、タイ（3.5%増、3万7873TEU）に抜かれて5位に転落した。一方、韓国積み（12.7%増、7万3191TEU）は好調を維持している。
　復航は9.5%減の53.3万TEUで4ヵ月連続のマイナス。1位のドイツ（8.9%減）、2位のオランダ（14.5%減）とも4ヵ月連続減。英国積みは27.2%減の4万0612TEUと低迷し、イタリア（同7.1%減、4万2178TEU）に抜かれて4位となった。

2015年11月　西航　109万 4647 TEU （前年比　4.3%減）
　　　　　　　東航 　 53万 2575 TEU （前年比　9.5%減）
1〜11月累計　西航 1342万 9919 TEU （前年比　4.4%減）
　　　　　　　東航　632万 3063 TEU （前年比　0.5%減）