Maerskグループのターミナル運営会社APM Terminals（APMT）は1月21日、南米コロンビアに本拠を置くターミナル・オペレータCompañia de Puertos Asociados S.A.（Compas S.A.）と、同国Cartagena港で多目的ターミナルを運営する合弁会社“ Cartagena Container Terminal Operator （CCTO）”を設立した、と発表した。APMTは合弁会社に51％を出資し、年間貨物処理能力がコンテナ25万TEU、一般貨物が150万TEUの多目的ターミナル運営にあたる。
　今後CCTOとCompas社は共同で多目的ターミナルに2億ドルの新規投資を行い、貨物処理能力を3倍にするなどターミナル機能の強化を図る計画。
　具体的には今年夏に全面供用が予定される拡張パナマ運河による寄港船の大型化に対応して、1万3000TEU型コンテナ船の着岸荷役が可能となる施設強化を実施していく、としている。
　写真は合弁設立の合意文書に署名するCompas社のGabriel Echavarría社長（向かって左）とAPMTのJoe Nicklaus Nielsen港湾投資担当副社長。