郵船ロジスティクス(YLK)はこのほど、埼玉西武ライオンズの「カンボジアのこどもたちへ野球用具を寄付しよう!」プロジェクトを支援する一環として、カンボジアに野球用具を無償で輸送した。
埼玉西武ライオンズは野球振興のため海外へ野球用具を寄付するプロジェクトを2013年から実施している。3回目となった今回、西武プリンスドームや県営大宮球場で2015年8月、9月に開催された試合で、ファンや選手から寄付された野球用具と同球団が寄付したボールなど合計6357点が集まった。
これら野球用具はYLKとカンボジア法人のYusen Logistics(Cambodia)Co., Ltd.が一貫輸送を実施した。輸出通関手配ののち12月に東京からカンボジアまで海上輸送し、到着後の2016年1月にカンボジアで輸入通関を行って1月24日にカンボジア野球協会まで配送した。
写真は2015年9月26日に西武プリンスドームで行われた出発セレモニーで、ライオンズのマスコットであるレオ(向かって左端)とライナ(同右端)に囲まれる(向かって左から)居郷 肇・西武ライオンズ社長、カンボジア大使館のエン氏、古徳健一・YLK常務執行役員、関洋二・西武ライオンズ専務取締役の各氏。
YLKは昨年春にもカンボジア向けの栄養機能食品の無償供与で輸送協力を行うなど社会貢献活動に力を入れている。