商船三井(MOL)は井本商運と協業し、2月中旬に仙台〜東京間に専用のコンテナ航路を開設する。東京でMOLのグローバル・ネットワークに接続することで、仙台およびその周辺の輸出入需要に対応する。
MOL専用の安定した定曜日運航船により、仙台と世界各地とのアクセス向上を図る。さらに3月中には常陸那珂も組み込む準備をしている。
仙台2月16日(火)出港便を第1便として、3月に常陸那珂寄港を追加した後は、仙台(火)〜常陸那珂(水)〜東京(木)〜仙台(金)のローテーションで運航される。
東北地方の水産物をはじめとする冷蔵貨物の輸送ニーズに応えるとともに、常陸那珂に寄港することで、北関東の輸出需要にも対応する。
仙台発着のトータル所要日数(輸出、輸入)は、香港(輸出7日、輸入7日)、Singapore(11日、11日)、Los Angeles(15日、17日)、Rotterdam(34日、45日)、Santos(34日、44日)となる。