国際自動車流通協議会（iATA）の発表によると、昨2015年12月の日本の中古車輸出は、前年同月比7.2%減の9万9404台となった。これにより、15年1月〜12月の累計輸出台数は125万4074台で前年比2.3%減と6年ぶりに前年を下回った。
　2015年の中古車輸出国の順位は、首位がミャンマーの14万1066台であるが、前年比12.1%減の大幅なマイナスとなっている。ミャンマーは昨年末からの規制強化により、12月の日本からの中古車輸出が前年同月比40%減となり荷動きが鈍化している。一方、2位のUAEは同20.7増の13万6212台、3位のニュージーランドも同7.3%増の11万333台でともにプラス水準を維持した。