日本海事センター・企画研究部は2月3日、「アジア(日本含む)〜米国間のコンテナ荷動き」の2015年11月復航の速報値を発表した。
11月復航は、前年比4.8%増の53.8万TEU。7ヵぶりのプラスとなったが、14年同月(16.2%減、51万2952TEU)が米国西岸の港湾労使紛争による混乱でリーマンショック後の2009年2月以来の前年比10%以上の減少率と低迷した荷動きと比較したもの。
揚げ地では、中国(8.2%増)、日本(10.4%増)、韓国(16.4%増)が軒並みプラスと、上位国の堅調な荷動きが目立った。一方、台湾が22.6%減と9ヵ月連続で10%を超える減少率となり、低迷が続いている。
2015年11月 復航 53万7717 TEU (前年比 4.8%増)
1〜11月累計 復航 584万5374 TEU (前年比 4.6%減)