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博多港が大阪セミナーで利便性アピール
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博多港が大阪セミナーで利便性アピール

 福岡市港湾局/博多港振興協会は2月5日、大阪市内のホテルに近畿圏の荷主、商社、物流関係企業など330名を招いて、恒例の「博多港振興セミナーin大阪」を開催、博多港の現況と利便性をアピールした。高島宗一郎・福岡市長(写真)はプレゼンで、「博多港はクルーズ船の寄港回数が259回と(横浜を抜いて)日本一となり、国際会議の開催数も東京に次いで2番目に多い。福岡には人が集まっている」とアピール。国際海上コンテナ取扱い個数も、「この10年で1.5倍の91万TEU(2014年)と九州の55.8%を占めまでになった。大台の100万TEU突破へ向け、施設/設備の充実と利便性向上にさらに取り組む」と語った。
 続いて、(株)地域開発研究所の栃木 晃・専務取締役が、博多港で実施している“博多港コンテナ物流トライアル実証調査”について講演した。
 このトライアル実証調査は、新たに博多港を組み込んだ物流ルートを構築した事業者に対し、ひとつの事業あたり100万円を上限にトライアル費用を負担する制度。博多港利用のメリットを肌で実感してもらい、港勢拡大につなげる考え。

Last Update : 2016/02/09