北九州港航路集荷対策委員会は2月9日、東京のホテルに在京の荷主企業や船社/港運など物流事業者など500名あまりを集め、恒例の“北九州港セミナー in 東京”を開催した。
橋本哲治・北九州市港湾空港局長(写真左上)が「東九州道がいよいよ今春全通し、新門司就航の内航フェリーの大型化も着々と進んでおり、内際と国際をつなぐ物流拠点としての北九州港の機能がますます充実します。ひびき地区にエネルギー産業を誘致する“創貨・集貨戦略”も成果を出す時期にきました」と開会のあいさつを述べた後、北橋健治・北九州市長が“国際物流都市;北九州”としての取り組みを、また港湾空港局営業・空港担当理事の権藤宗高氏(写真左下)が港勢や港湾施策を説明した。
続いて北九州市若松生まれで八幡高校卒の舛添要一・東京都知事(写真右上)がゲスト講演し、「外国人観光客が2000万人を突破したが、パリは(テロの影響あるが)年8000万人集める。食や文化、水辺の景色などで海外に魅力を伝え、新たなパイを広げる施策が大事で、2020年に向け東京も頑張っている。北九州にも環境政策のほか生かしきれていない観光資源が多くある」などと郷土愛を滲ませていた。