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博多港の2015年外貿コンテナ実績は4%減も過去2番目の87.4万TEU
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博多港の2015年外貿コンテナ実績は4%減も過去2番目の87.4万TEU

 福岡市港湾局は2月12日、博多港における2015年の国際コンテナ貨物取扱個数(事業者からの聞き取りによる概況速報値)が、対前年比4.1%ダウンの約87万4000TEUとなる見込みであることを明らかにした。東南アジアや欧米遠洋航路の貨物は増加したものの、全体の約6割を占める東アジア(中国・韓国・台湾・香港)との貨物が減少、特に中国からのソーラーパネルなど電気機械の輸入が3割近くも減少したことが停滞につながったとしている。ただし概況速報値での87万4000TEUの数字は、2014年の91万1000TEUに次ぐ過去2番目の実績となる。
 港湾統計による速報値は2月下旬、確定値は9月頃に判明する予定。
 また博多港が日本一の実績を誇る外航船舶の旅客乗降人員数は、160.7万人と前年の86.7万人を85.5%も上回り、過去最高だった2010年の87.3万人も抜いて過去最高となった。外航クルーズ客船の寄港増による不定期航路の乗降人員数が114.9万人を占めている。

Last Update : 2016/02/17