日本海事センター・企画研究部が発表したContainer Trades Statistics Ltd. (CTS)の統計による「アジア〜欧州間の2015年12月コンテナ荷動き」は、往航が前年同月比2.5%増の139.2万TEUと10ヵ月ぶりのプラスとなった。2月と12月を除き、すべての月で前年比割れが続いた結果、1〜12月累計で3.7%減の1482万TEUとなっている。
12月のアジア積み地では、中国積みが2.0%増(101万2887TEU)で10ヵ月ぶりのプラスとなったほか、韓国積みも9.8%増(8万9464TEU)で2ヵ月ぶり、日本積みも3.3%増(4万6350TEU)で21ヵ月ぶりと、それぞれ前年を上回っている。
12月復航は、1.6%減の59.6万TEUで4ヵ月連続のマイナスとなるも、1〜12月累計では1.0%増の692.1万TEUとなり、かろうじて前年比プラスに転じた。日本揚げは5.2%増の5万9813TEU。
2015年12月 西航 139万 2151 TEU (前年比 2.5%増)
東航 59万 5606 TEU (前年比 1.6%減)
1〜12月累計 西航 1482万 3317 TEU (前年比 3.7%減)
東航 692万 0649 TEU (前年比 1.0%増)