CMA CGMの1万8000TEU積み新造コンテナ船CMA CGM Benjamin Franklinが2月19日、米Long Beach港のPacific Container Terminalに初寄港し(写真)、Jacques R. Saade会長兼CEOはじめとするCMA首脳のほか、地元政官界、経済界などから約600名が出席した就航式典が開催された。
同船の米国寄港は昨年暮れのLos Angeles/Oaklandへの寄港に続くもの。全長1300フィート(約396m)と、米国だけでなく北米に寄港したコンテナ船としては史上最大船型の就航となった。
今回のLB寄港で同船は、計1万2500本のコンテナを揚げ積みする見込みで、これは平均的なサイズのコンテナ船のLBでの荷役本数に比べ2.5倍に相当するという。CMA首脳は、「最大船型の米国就航サービスへの投入は、わが社の米国でのプレゼンス強化の意思を示すもの」としている。