鈴江コーポレーション(本社:横浜市、鈴江孝裕社長)は3月3日、フィリピンで海運・物流事業などを展開するOne Wilson Place Holdings Inc.(OWP)の傘下コンテナ船社“Gothong Southern Shipping Lines Inc.”(本社:Cebu)と、現地合弁会社の設立にむけ2月23日(火)にJVA(合弁事業協定書)を締結した、と発表した。今後は速やかに合弁会社の設立に向けた手続きに入る。
鈴江は、これまで構築してきた東南アジアや極東地域での物流ネットワークやサービスに加え、インドおよび中東、アラブ諸国への拡充、強化を推進している。加えて、東南アジア経済共同体(AEC)の発足により、アセアン地域におけるフィリピンの役割の増大が期待されることから、東南アジア島しょ間および近海物流における一層のネットワーク強化を図る目的で、新たにフィリピン船社との合弁設立に踏み切るもの。
パートナーのGothong Southern Shipping Linesは、2005年にOWP傘下の船会社および総合ロジスティクス・サービス会社として設立され、Cebu〜Manila間で貨物船のシャトル運航を行うほか、現在ではManila/Cebu/Butuan/Davao/Cagayan de Oro/Roxas/Aklan/Iloilo/Bacolod/Dumaguete/Zamboanga/Ozamis/Iligan/palawan/Surigaoといったフィリピンの主要港を網羅した島しょ間輸送を展開している(写真)。
また本社を置くCebuでは、効率的なターミナル・オペレーションを行い、プライムムーバ―/トレーラー/デリバリーバンとなどの多様な物流機器も駆使した新たなサービスも展開しているという。
鈴江との合弁会社設立に際し、Gothong Southern Shipping Lines側は、「近い将来、中型自社船の日本寄港も視野に入れている」とコメントしている。
Gothong-Suzue Philippines Inc.
所在地:フィリピン共和国Manila
合弁先:Gothong Southern Shipping Lines Inc.
出資者:鈴江 40%、OWP 60%
資本金:800万フィリピンペソ (約1920万円)