国土交通省は3月8日、ラオス/タイ/ベトナムの3国間でラオスSavannakhetをハブとする共同集荷・陸上輸送の実証事業を開始した。
同14日にかけて行われる実証事業は、タイBangkok/ベトナムHanoi/ラオスVientianeから出荷した貨物を、3都市の中間地点に位置するラオス中部Savannakhetに集約、Savannakhetで集荷・仕分け・混載を行い、再び3都市向けに輸送を実施するもの。本来、複数業者による共同システムの構築を想定しているが、今回の実験では同地域での越境輸送に経験と実績をもつ日新が1社で、3ヵ所発/向けの輸配送を担当する。
メコン地域では、“タイ・プラスワン”として、ベトナム/ラオスが部品の供給拠点に台頭してきており、域内の生産分業ネットワークが形成されつつある。また、域内の経済成長に伴う物流需要の増加も見込まれているところ。
国交省はこうした現状を踏まえ、同地域で陸送物流網を構築するにあたり、今回のハブ・アンド・スポーク方式による共同集荷・共同配送が効率的と判断し、輸送実験の実施に至ったとしている。終了後は実証の結果から運営上の課題や効果を検証し、システム導入に必要な制度、手続きの課題を調査する。