民事再生手続き中の第一中央汽船は3月9日、主要債権者である船主、造船所などの海事クラスター企業14社との間で、それぞれ出資契約を締結し、そのうちの1社と第一中央汽船への資金の貸付に関する契約を締結したと発表した。
第一中央汽船および100%子会社であるStar Bulk Carrier は、特定のスポンサーによらず、債権者である海事クラスターからの出資を含む資金支援により、再建を進めることを決めていた。
今後、同社は東京地裁に提出する再生計画案で、既存の全株式を無償で取得する旨の規定を定め、この計画案が認可された後、株式を取得・消却する。その上で第三者割当増資を行い、海事クラスターがこれを引き受けて出資し、新たな株主となる。
出資は総額で22億9000万円、また、金銭消費貸借契約に基づいて、3億9000万円の貸付を受ける。
同社では、ほかにも出資または融資について検討している企業があるため、出資額および融資額は増加する可能性があるとしている。