三井住友海上火災保険は3月7日、危険品の国際海上輸送における荷送人の賠償リスクを総合的に補償する“危険品輸送賠償責任保険”を開発、あいおいニッセイ同和損害保険と共同で販売すると発表した。
同保険は、化学品メーカーや商社を主な対象に、危険品の漏出を原因とする賠償責任のほか、財物損壊や身体障害を伴わない経済的損害に対する賠償責任といった、海外生産物賠償責任保険(海外PL保険)では補償されない損害を含め、危険品の国際海上輸送に伴う賠償リスクを総合的に補償するもの。なお、海外PL保険などでも補償されるリスクに対しては、新商品を上乗せ補償として活用することが可能としている。
また保険料についても、危険品の輸送に限定することにより、加入しやすい水準での提供を図ったとしており、日本〜アジア間の年間輸送額が100億円の化学品製造業者を例とした場合、年間の保険料が約180万円程度で、10億円の支払い限度の補償を提供するとしている。
近年は船舶の大型化や天津爆発事故に伴う通知義務化の流れにより、事故による補償が高額化する傾向にある。こうした賠償リスクに手厚い補償を希む声の高まりを受け、同保険はこうした顧客に最適なサービスであるとしている。