ロシアの海運/物流サービス企業グループFesco Transportation Groupは3月24日、カスピ海北部のボルガ川河口部に位置するOlya港との協力により、ロシア〜イラン間のトランス・カスピ海一貫輸送サービス“FESCO Russia Iran Service (FRIS)”を開始する、と発表した。
ロシア各地から鉄道またはトラック陸送などで集められたコンテナなどの貨物を、Olya港経由でカスピ海南部のイラン港(NowshahrまたはBandar-e Anzali)へ海上輸送し、さらにTeheranをはじめとするイラン各地へトラック陸送する一貫輸送サービスで、FescoのスルーB/Lによるサービスが行われる。Olya〜イラン港間の所要日数は5日間。
3月中旬には、St.Petersburgからの工業製品を搭載したコンテナのトライアル輸送が行われ、Nowshahrまでの3800kmにおよぶ輸送を所要18日で実施したという。 3月下旬から4月にかけては、食料品や生鮮品の新たな輸送を実施するとしている。
FRISではまず、ロシアから非鉄金属/木材/機械設備とイランからの食料品/建材/石油化学製品を対象にサービスを展開し、Olya〜イラン諸港間でFesco独自の定期配船も計画している。
カスピ海経由のサービスは、陸路に比べロシア〜イラン間の輸送日数短縮や輸送コスト削減をもたらし、両国間貿易の促進に貢献するとしている。