TOPページ
CMA/China Cosco/Evergreen/OOCLが新アライアンス“Ocean Alliance”結成を発表
 次の記事:(4/21) 川崎汽船が熊本地震に1000万円の義援金
 前の記事:(4/20) 日通が釜山新港背後地のFTZに自営のロジスティクスセンター設立

CMA/China Cosco/Evergreen/OOCLが新アライアンス“Ocean Alliance”結成を発表

 CMA CGM/China Cosco/Evergreen/OOCLの4社が4月20日、アジア〜欧州/アジア〜地中海/アジア〜紅海/アジア〜中東/太平洋/アジア〜北米東岸/大西洋の東西基幹各トレードで、競争力のある包括的なサービスの実現に向け新たなアライアンス“Ocean Alliance”を結成する了解覚書(Memorandum of Understanding)に上海でサインした(写真)、と発表した。
 主要競争当局の承認を経た上で、2017年4月のサービス開始を予定する。4社で最新鋭コンテナ船350隻以上を投入して、アジア/欧州/米国の3大市場間で、広範なネットワークと最大規模の配船フリクエンシーを提供するという。当初の計画では、アジアを主体に計40ループのサービスを構築し、米国と欧州にもそれぞれ20ループのサービスを展開するとしている。協定期間は2022年4月までの5年。
 昨年のCMAによるAPL買収発表や、中国国営2社の統合によるChina Coscoの誕生が、現行のアライアンスの組み合わせを横断するM&Aだったため、早晩に新規アライアンスの結成が予想されてきたが、その2大M&Aの当事者であるCMAとChina Coscoが、CKYHE所属のEvergreenとG6所属のOOCLを引き入れる形で新アライアンスの結成に動いたことになる。この4社の組み合わせは、仏海事メディアAlphalinerなどが、水面下での接触や実現の可能性を報じていた“2CEOグループ”と同じ顔ぶれとなる。
 Alphalinerの4月21日付けデータによれば、APL分を含む4社合計の運航船腹量はシェア26.13%に達する538万667TEU(1112隻)で、シェア27.71%を占める570万7535TEU(1085隻)のMaersk/MSCの“2M”に肉薄している。新造船の発注残は、2Mの90万8000TEU(67隻)を凌ぐ130万5682TEU(102隻)のオーダー契約を持つため、(基幹航路だけの単純比較はできないが)船隊規模では2Mを凌駕する巨大アライアンスが誕生することになる。

Last Update : 2016/04/21