国際自動車流通協議会(iATA)の発表によると、2016年3月の日本の中古車輸出は、前年同月比5.1%減の10万9878台となり、6ヵ月ぶりに前年比プラスとなった前月(2月)からマイナスに転じた。
仕向地別では、首位のUAEが前年比7.9%増、2位のミャンマーが同23.9%増、3位ニュージーランド(NZ)が2.6%増と上位国が堅調な伸びを示したものの、チリやスリランカのほか、ケニア、南アフリカ、モザンビーク、ウガンダなどのアフリカ勢が軒並みマイナスとなった。
2016年3月の順位は、1位UAE:1万4126台(前年比8%増)、2位ミャンマー:1万3295台(同24%増)、3位NZ:1万2610台(同3%増)、4位チリ:7419台(同4%減)、5位パキスタン:5041台(同15%増)。15年1月〜3月までの累計は18万690台(同4.9%減)。