ベン・ライン・エージェンシーズ・ジャパンは5月10日、特殊コンテナによるオーバー・ディメンション・カーゴに特化したNVOCCであるインドのSarjak社から、日本総代理店に指名されたと発表した。
　正式な業務開始は法人登記変更等の法務手続きが完了し次第となるが、ベン・ラインではすでに市場調査や特定の輸出入荷主への案内を初めており、日本発着の輸出入に限らず、三国間輸送についても積極的に対応するとしている。
　SarjakはインドMumbaiに本社を置き、2003年10月から事業を開始している。現在、インド国内のほか、東アジア、東南アジア、中東、欧州、ロシア、アフリカなど世界75ヵ国に代理店網を構築しており、仕向け地は145地点におよぶ。
　これまでに変圧器／ボイラー／冷却装置／舶用部品／油田関連貨物など大型特殊貨物の輸送に実績がある。同社はオープントップ／ハードトップ／フラット・ラック／ハイキューブ／ハイキューブ・ハードトップ（天井部の取り外しが可能）／オープントップ／スーパーラック（高さ調節、段積み可能）など特殊コンテナを主体に、ドライも含めると約1万本のコンテナを運用している。