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Safmarineが本社を南アに戻す、アフリカ市場へのコミット深化へ
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Safmarineが本社を南アに戻す、アフリカ市場へのコミット深化へ

 Maerskグループの南北トレード船社Safmarineは5月10日、現在はデンマークCopenhagenに置いている本社を2016年末までに南アフリカCape Townに移す、と発表した。
 もとは南アフリカ国営船社であったSafmarineは、A.P. Mollerに買収されMaerskグループの一員となった1999年以降はベルギーAntwerpに本社を置いていたが、2012年からグループ一体運営の方針に沿ってCopenhagenに本社を移している。
 南アへの本社復帰により、アフリカ大陸に48ヵ所の拠点オフィスを構えるネットワークと、アフリカ市場でのサービス経験を生かし、南アフリカを含めアフリカ市場全体へのコミットメントを深める方針をさらに推進していく。
 Safmarine CEOのDavid Williams氏は、2016年8月1日付けでMaersk Lineのアフリカ(サブサハラ)地域のリージョナル・マネージャーを兼務することになっており、南アを拠点にMaerskグループとしてのアフリカ市場戦略も打ち出していくことになる。

Last Update : 2016/05/11