商船三井(MOL)は5月9日と10日に、ベトナムのHochiminhとHanoiでそれぞれ懇親パーティーを開催した。
Hochiminhでは国営ターミナル運営会社Saigon Newport社のチャン・カイン・ホアン副社長を主賓に招き、またHanoiでは深田博史駐ベトナム日本国特命全権大使とベトナム運輸省海運総局のブイ・ティエン・トゥー副局長を主賓として、取引先を中心に合計で約350名を招待した。
池田潤一郎MOL社長(写真左)は、「わが社とベトナムの関係は、1896年に三井物産船舶部(MOLの前身)の有明丸が、Saigon(現Hochiminh)から神戸へサイゴン米を輸送したことにさかのぼる。2006年には邦船で唯一100%出資の現法として、Mitsui O.S.K. Lines (Vietnam)の設立が認められ、ことし設立10周年を迎えた。ターミナル事業では2011年開業のCai Mep港に続き、2018年開業予定のLach Huyen港にも投資している」などとあいさつした。