オーシャントランスが北九州(新門司)〜徳島〜東京を結んでいるオーシャン東九フェリーに1万3000総トン級の新造船“フェリーしまんと”を投入、5月21日に新門司に初寄港した。大型新造船のリプレース就航を祝し、北九州市港湾空港局と北九州港振興協会が寄港中の“フェリーしまんと”を歓迎訪船した。
港湾空港局の元村和己・物流振興課長が、熊本地震発生時の緊急物資輸送への迅速協力にお礼を述べた上で、「環境にやさしく、大量輸送が可能になった『フェリーしまんと』の就航により、本市が推進するモーダルシフトの流れがますます加速すると期待しています」と述べたのに対し、オーシャントランスの伊川重夫・専務取締役が、「北九州港を利用するフェリー会社として、末永く愛されるよう一層頑張ってまいります」と返礼した。北九州港振興協会からは記念盾や花束が贈呈された。
写真は(向かって左から)北九州港振興協会の久保健也・事務局長、港湾空港局の元村・物流振興課長と石井宏治・みなと振興部長、フェリーしまんとの小川俊明機関長と安藤昌徳船長、ポートアテンダントの頓所つく実さん、オーシャントランスの伊川・専務取締役と中村憲一・常務取締役北九州本店長の各氏。