Maerskグループのアジア専業船社MCC Transportは5月24日、6月から極東ロシア/韓国〜博多〜華東/華南/ミャンマー間ループの“IA5”を華東で分離し、極東ロシア〜博多〜華東間の“RU1”と、華東〜ミャンマー間の“新IA5”に分割する、と発表した。
ミャンマーYangon港における船混みが深刻化しており、より市街に近いMIPターミナルでは10日以上のバース待ちが余儀なくされているという。IA5もその影響で本船オペレーションに狂いが生じ、ラウンド全体のスケジュール維持が困難になっている。
そこでスケジュール安定化のため、北東アジア部分の運航を切り離し、“RU1”として別立てとするもの(別表参照)。博多発着カーゴは上海でアジア各港と結んだネットワークに接続される。RU1での博多や上海の寄港曜日はIA5から変更ない。
IA5での博多寄港最終船は博多5月28日(土)のMCC Xiamen 1612次航、。RU1の開始本船は博多6月4日(土)のCS Tina 1605次航。