TOPページ
関光汽船が下関発・青島向け混載を月曜発便の追加で週3便に増強
 次の記事:(5/25) T.S. Linesが日比航路JPXの北航に南沙寄港を追加
 前の記事:(5/24) MCCが博多寄港便をRU1に変更、スケジュール安定化へIA5の華東以南を分離

関光汽船が下関発・青島向け混載を月曜発便の追加で週3便に増強

 下関発着の釜山/青島/蘇州太倉とのRoRoフェリー各航路における貨物代理店として日/韓/中間のフォワーディング・サービスを展開する関光汽船(本社:下関市、山本一清社長)は5月末から、韓国ランドブリッジで提供する下関発・青島向けLCLサービスを、従来の週2便から月曜発便を追加した週3便に強化する。スケジュールは別表の通り。
 同サービスは、下関〜釜山間の関釜/釜関フェリーと、仁川〜青島(Qingdao)/威海(Weihai)間の威東フェリーもしくは石島(Shidao)〜群山間の石島フェリーという韓中間高速便とを、韓国の陸送ランドブリッジでつなぐ形で提供される“山東省TransShipmentサービス”で、オリエントフェリー運休に伴う代替サービスとして昨年12月から開始された。下関出港から青島・石島入港までの所要時間は37時間。
 直航フェリー当時からの荷主の継続利用のほか、新規案件の受託により貨物受託は好調に推移しているという。直航フェリー当時は下関カットが出港前日だったが、T/Sサービスへの切り替えで、カットが出港当日の正午に後ろ倒しされたことで、トータル・リードタイムが短縮され荷主の評価を得ているという。
 増便される下関を月曜に出発する便は、関西や関東の週末出荷カーゴに最適な設定となるため、関光汽船では、関東(神奈川)/中部(名古屋)/関西(大阪)などに設置するインランドデポ(ID)からの接続サービスを中心に、取り扱いの拡大を図っていく。

Last Update : 2016/05/25