Maersk Lineは5月24日、アジア〜メキシコ・中南米西岸航路の“AC1”を6月下旬から開設してアジア〜メキシコ/中南米西岸航路を拡充する、と発表した。
現行のAC2(華東/華北/韓国ループ)とAC3(華南/華東/日本ループ)に加え、アジア側を韓国から南航して華南を最終港とする新ループの“AC1”により、華南発のトランジット・タイムを短縮する。南米側もチリからペルー/コロンビア/パナマ/メキシコと北航するローテーションを採用して差別化を図る。
新設のAC1には9578TEU型船が投入される。Maerskは3ループ化でも、既存のAC2/AC3の投入船型の調整を行って、マーケット全体への供給キャパは増やさない方針。
AC1:
釜山/上海/寧波/高雄/香港/赤湾〜San Antonio/Callao/Buenaventura/Balboa/P.L.Cardenas/Manzanillo〜釜山