CMA CGMは6月中旬以降、極東〜オーストラリア・ニュージーランド(NZ)航路の取り扱いをANLブランドによる取り扱いに統合するとこのほど発表した。CMA CGMとANLでの取り扱いを併用していたものをANLブランドに一本化するもの。
なお南太平洋諸島のサービスに関しては、引き続きCMA CGMで取り扱う。
適用開始本船は、極東アジア〜オーストラリア航路(AANAサービス)の南航が上海ETD 6月23日のOOCL Yokohama 090S次航、北航がMelbourne ETD 6月15日のANL Wangaratta 074N次航。極東アジア〜ニュージーランド航路(ANZEXサービス)の南航が上海ETD 7月14日のKota Lihat 119S次航、北航がTauranga ETD 7月24日のHS Beethoven 114N次航。
CMA CGMは1998年にANLを買収後も欧州〜豪州航路などオセアニア関連航路ではCMAとANLの両ブランドを併用する形で営業を行っている。今回のブランド統合は北東アジア発着のトレードに限定した措置で、グローバル規模ではブランド併用が継続される見込み。