国際自動車流通協議会(iATA)が5月27日、貿易統計をもとにまとめた2016年4月の日本の中古車(乗用車/貨物車/バス)の輸出台数を発表した。
4月実績は11万4946台(前年同月比5.3%減)で、2ヵ月連続の前年同月割れとなった。16年1〜4月の累計は39万5636台で同5.0%減。
仕向け国別では、1位ミャンマー:1万4665台(前年同月比3.4%減)、2位UAE:1万4202台(同11.6%増)、3位NZ:1万404台(同11.0%減)、4位チリ:9399台(同25.8%増)、5位パキスタン:4993台(同12.2%増)。
上位国以外では、3219台(57.3%増)を記録したジョージアをはじめ、パラグアイ/キプロス/アフガニスタン/シンガポールが前年超えとなった。
一方、減少が目立ったのはケニア/タンザニア/南アフリカ/ウガンダ/モザンビーク/ザンビアのアフリカ諸国。また、スリランカは7割も減少した。