ドイツ船社Rickmers-Linieの日本法人リックマース・ジャパンが6月1日、都内のホテルで創設10周年記念パーティーを開催した。Rickmers本社のIgnace Van Meenen・CEOをはじめ首脳陣も来日、日本支社のほか、中国、韓国、シンガポール支社からもスタッフが参加し、荷主や関係者など200名を超える参列者をもてなした。
開宴にあたり、リックマース・ジャパンのRichard Stinchcombe・CEOは、「リックマース・ジャパンは日本でのサービスを強化するため2006年に設立されました。
日本では、国際宇宙ステーションの日本実験モジュール“きぼう”の船内保管室をはじめ、リアクター、原子力プロジェクトなど、さまざまな貨物を世界に運ぶサービスを実施しています。昨年6月にはデンマーク船社Nordanaの代理店も開始して、1年で28回の日本寄港を実施し、評価されています。
これまでの10年は長くも短いものでしたが、ここまでこれたのは、日本の顧客の皆様や、多くの関係者のサポートの賜物です」と感謝の言葉を述べた。
その後、RickmersグループのIgnace Van Meenen・CEOもあいさつし、そのなかでNordanaのプロジェクト事業を引き継ぐことを発表した。
写真は向かって右からリックマース・ジャパンCEOのRichard Stinchcombe、RickmersグループCEOのIgnace Van Meenen、Rickmers-Linie CEOのUlrich Ulrichs、リックマース・ジャパン相談役の柴 宗親の各氏。