Maersk Lineは6月2日、ロシアの世界的なアルミニウム製造メーカーRUSAL社と、同社製のアルミニウム製品やアルミニウム合金の輸送に関する向こう3年間の長期輸送契約を締結した、と発表した。年間1万TEUの輸送が見込まれるとしている。
契約にはMaerskグループのアジア域内船社Seago Lineや同アジア域内船社MCC Transportのサービスによる輸送も含まれており、Soren Skou・Maersk Line CEOは「グローバル・ネットワークとともに、欧州やアジアでの域内輸送網が評価されたことによる契約獲得である」とコメントしている。
RASALは世界のアルミ製造のシェア7%を占める世界2位のアルミ製造メーカー。5大陸20ヵ所に拠点を構え、従業員数は6万1000人を数える。