Maerskグループの欧州域内専業船社であるSeago Lineが6月8日、トルコ船社Arkas Container TransportとのVSA提携により黒海主要港と東地中海とを結んだ新航路“Black Sea Service”を7月から開設する、と発表した。
6000TEU型4隻(Seagoが3隻、Arkasが1隻投入) により、下記ローテーションでウイークリー配船を行うもの。
Black Sea Service:
Damietta/Port Said East〜Ambarli-Marport〜Constantza/Odessa/Chornomorsk(ex-Ilyichevsk)/Novorossiysk/Constantza〜Ambarli-Marport〜Port Said East/Ashdod/Damietta
Seagoは冬期にNovorossiyskと東地中海を結んだリーファー季節便を提供しているが、新サービスにより黒海西側の主要港と遠洋航路にも接続できるハブを含んだ東地中海をダイレクトに結び、ロシア東欧地域をカバーした効率的なネットワークを整える。
提携するArkas Container Transport(2010年から現社名)は1996年創業のトルコ籍船社で、トルコ近海でフィーダー・サービスや多目的配船を提供している。