石井啓一・国土交通大臣が6月5日、神戸港ポートアイランドPC-18コンテナ・ターミナルを視察、ガントリー・クレーンの運転室に搭乗するなど作業を体験した(写真)。
現場視察の後、犬伏泰夫・阪神国際港湾会長、川端芳文・同社長をはじめ阪神港関係者と国際コンテナ戦略港湾としての阪神港の国際競争力強化に向けた取り組みについて意見交換を行った。
石井大臣は、「阪神港は官民一体で国際戦略港湾の取組みを進め、成果も上がりつつある。今後も競争力強化に力を合わせることが必要」と語った。
これに対し、阪神国際港湾の犬伏会長は「当社が設立されてから1年半余りが経過したが、神戸港・大阪港ともに発展の経緯や歴史が違う中で、“ひとつの港”として一体の機能をどう発揮するかに注力しています」 と述べた。