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釜山港が東京セミナーで新港背後団地への投資呼びかけ
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釜山港が東京セミナーで新港背後団地への投資呼びかけ

 釜山港湾公社(BPA)は6月13日、ホテルニューオータニで韓国海洋水産部/駐日大韓民国大使館との共催による「釜山港セミナー in Tokyo」を商社やメーカー系物流企業、関係船社などを招いて開催し、最近の港勢や釜山北港/新港のCT稼働・開発状況を披露したほか、釜山をはじめとする港湾背後団地への投資を呼びかけた。
 セミナーでは、禹 禮鍾・BPA社長(写真右上)と洪 東昊・在日大韓民国大使館経済公使のあいさつにつづき、韓国海洋水産部・安 龍雲事務官が“韓国背後団地の現況及び開発計画”と題したプレゼンで新たな投資を呼びかけ、続いてBPA日本代表部の李 洙鄲緝宗兵命娠Σ次砲“釜山港のメリット及び発展戦略”と題した概況説明を行った。李代表は、「釜山の15年コンテナ取扱量は前年比4.2%だったが、トランシップ(T/S)貨物に限れば7.2%伸びた。日本関連のT/S貨物の80%は5大港以外の地方港で発生している」などと述べた。
 さらに、Heung-A(興亜海運)の日本総代理店である三栄海運の千葉忠義・執行役員による同社の日本地方港〜釜山航路の紹介、セイノーロジックスの藤澤 康成・新規事業部長による同社の釜山新港倉庫を活用した物流サービス紹介など、釜山港を活用する企業による進出事例も披露された。
 セミナー終了後には参加200名あまりの懇親会も開催された。

Last Update : 2016/06/14