日本海事センター・企画研究部が6月15日に発表したContainer Trades Statistics Ltd. (CTS)の統計による「アジア〜欧州間の2016年4月コンテナ荷動き」は、往航が前年同月比6.7%増の125.7万TEUと2ヵ月連続のプラスとなった。1〜4月累計でも2.7%増の486.6万TEUと前年を上回っている。
積み地上位国のうち、中国(8.4%増)、韓国(9.6%増)、日本(1.5%増)がプラスを維持したが、ベトナム(7.4%減)とタイ(3.3%減)は前年割れとなった。
復航は4.6%減の55.4万TEU、1〜4月累計でも3.2%減の219.2万TEUと、低調な荷動きとなった。
2015年4月 西航 125万 6926 TEU (前年比 6.7%増)
東航 55万 3628 TEU (前年比 4.6%減)
1〜4月累計 西航 486万 6213 TEU (前年比 2.7%増)
東航 219万 1557 TEU (前年比 3.2%減)