国際フレイトフォワーダーズ協会[=JIFFA、伊藤豊会長(日本通運副社長)=写真]は6月9日、都内のホテルで第5回通常総会を開催した。平成28年度の事業計画が承認されたほか、副会長に平岡昇・三菱倉庫常務取締役が新任された。他の副会長2名は再任。
総会後の会見で伊藤会長は、「会員数は昨年新たに17社が加盟、今年度に入り4月に2社が加盟して現在、正会員473社、賛助会員12社・10団体の計495社に増えており、500社が目前となっている。
昨年のJIFFA会員によるNVOCC貨物の扱い量は、輸出が前年比3.7%減、輸入が同0.1%増で、中国経済の成長鈍化などに伴う世界経済の低迷にかんがみ、JIFFA会員が頑張った結果といえよう。
経済がますますグローバル化し、物流ニーズが高度かつ多様化するのに対応し、JIFFAとして人材の確保・育成にこれまで以上に力を入れるとともに、商法改正やSOLAS条約改正に伴うコンテナ重量検査などの問題について、会員への情報提供をはじめ適切な対応に努めていきたい」と述べた。
