特殊コンテナによるオーバー・ディメンション・カーゴ（ODC）に特化したNVOCCであるインドのSarjak社（日本総代理店：ベン・ライン・エージェンシーズ・ジャパン）は6月13日、営業開発担当マネジャーのArun Kumar Jaiswal氏（写真）の来日を機に会見を開いた。
　Jaiswal氏は、「当社はオープントップ／フラットラック／ハイキューブ・ハードトップ／スーパーラックをはじめ特殊コンテナ9500本を保有・運用し、世界90ヵ国・185港でサービスしている。最近、米Houstonにオペレーションセンターを設立した。
　日本では東京／横浜／名古屋／神戸／大阪の5港にコンテナデポがあるほか、上海や釜山のデポからの空バン転送もしており、上海からでも5日以内に日本で利用する特殊コンテナの手配が可能だ。
　昨年は、日本で月平均75〜80本の取り扱い実績があった。特殊コンテナによるオーバーゲージ・カーゴや重量物の輸送は、多目的船による在来貨物としての輸送に比べて、配船頻度の多さやサービス地域の広さに優位性がある。ことしから、日本総代理店に起用したベン・ラインAg.と力を合わせ、日本での実績をさらに向上していきたい」などと語った。