Mediterranean Shipping Co.(MSC)の日本代表である甲斐督英氏が、公益社団法人・日本港湾協会の機関誌「港湾」(月刊)の最新6月号(写真)に“国家百年の計としての港湾政策”という一文を寄稿している。
日本のカーゴ市場の低迷の一方で、海洋国家としての定期船サービスの必要性を考慮した上で、長期的な視野に立った一元的な港湾政策の必要性を独自の視点で提案している。
6月号は『コンテナ物流の動向ー国際コンテナ戦略港湾政策の新たなステージに向けて』という特集が組まれ、戦略2港の阪神と横浜川崎の港湾会社トップと国交省港湾局長による鼎談のほか、国交省担当官や内航船社/貨物鉄道会社の“集貨”担当者が寄稿している。甲斐代表の一文は、『新たなステージを迎えた国際コンテナ戦略港湾政策と今後に期待すること』との表題のもと国交省集貨担当係長や日本港湾協会理事の寄稿とともに掲載されている。
同誌は日本港湾協会加入者に配布されているが、購入希望者は日本港湾協会ホームページのお問い合わせメール(http://www.phaj.or.jp/inquiry/index.html)から。1部1080円(税込)。