日本通運は7月から、舞鶴発・Vladivostok向け定期混載サービスをスタートする。
同サービスは、舞鶴から鳥取県の境港と韓国東岸の東海(Donghae)を経由してVladivostokまで直航するDBS Cruise Ferryを利用するもので、舞鶴発の混載サービスは日通として初めてとなる。
これまでVladivostok向けのLCLサービスは、航空輸送または日本各港から釜山経由が一般的であったが、コスト面やリードタイムにおいてデメリットが生じていた。
日通の新サービスは、従来FCLでサービスを行っていたものを、少量貨物でも対応することで空輸と比較して輸送コストが5分の1に抑えられ、また釜山経由よりもリードタイムが7〜10日間短縮できるとしている。
新サービスのスケジュールは以下の通り(カッコ内数字はカット日起算の所要日数)で、舞鶴CFS(京都府舞鶴市下安久1040番地)からVladivostok・CFS間のリードタイムは6日間、貨物持込みから引取りまでは最短で7日間となっている。
▪日本通運の舞鶴発・Vladivostok向け混載
舞鶴CFS CUT(金=0)→舞鶴ETD(土=1)→Vladivostok ETA(月=3)→Vladivostok CFS(木=6)