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北九州ひびきCTにクルーズ客船が初寄港
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北九州ひびきCTにクルーズ客船が初寄港

 北九州港のひびきコンテナターミナル(CT)に6月30日、クルーズ客船が初寄港した(写真)。寄港したのは香港に本社を置く渤海クルーズ運航の“チャイニーズ・タイシャン”(総トン数:2万4427トン、乗客定員:927名=写真)で、748名の乗客たちは同日08:00の入港から19:30の出港までの滞在中に、北九州市が催した歓迎行事(消防艇のカラー歓迎放水、北橋健治・北九州市長や権藤宗高・港湾空港局長らによる歓迎セレモニー、郷土芸能“五平太ばやし”の見送り演奏)のほか、小倉城周辺などの市内観光やショッピングを楽しんだ。
 北九州港はこれまで、門司・西海岸の貨客船ターミナルでクルーズ船を受け入れていたが、関門海峡の早い潮流の影響で10万トンを超える大型クルーズ船が寄港できず、博多港や下関港にインバウンド客を独占される傾向があった。そのためバースウインドウに余裕のあるひびきCTでクルーズ客船の受け入れを開始したもの。港湾空港局に誘致専門部署のクルーズ交流課を設け、運航会社へ寄港の働きかけを行っていく。

Last Update : 2016/07/05