韓国船社Pan Oceanの日本法人・Pan Ocean日本(株)の辛 明珍社長が7月15日、業界紙との懇親会で業績などを語った。
辛社長は不定期船事業が主力のPan Ocean本社の実績について、「2016年1〜3月期は売上高3億8000万ドル、営業利益3200万ドルを計上した。4〜6月期についても同様の実績を見込んでおり、2016年度の通期でも黒字の見通し」として、市況が悪化しているドライバルク事業で、同社が長期的な安定契約により経営が安定していると説明した。
また日本では、「フォワーディング/NVOCC会社であるパンロジックスの業績が、厳しい市場環境にかかわらず堅調で利益を出している。日韓コンテナ航路のPan Oceanコンテナ日本についても、主要港を主体とする航路運営で黒字経営を続けている」としている。