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日通が中国EC最大手アリババグループと業務提携
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日通が中国EC最大手アリババグループと業務提携

 日本通運は8月2日、中国ECモール最大手の阿里巴巴集団(アリババグループ)と業務提携し、8月から同グループの越境ECサイト「T-MALL国際(天猫国際)」出店者への物流サービス提供を本格的に開始した、と発表した。
 アリババグループでは、昨年の「独身の日」(11月11日)に1日で571億1200万元(約1兆800億円)を売り上げた。同グループの「ビックデータ物流プラットフォーム企業」である菜鳥網絡(ツァイニャオネットワーク=菜鳥)は、日本発の物流プラットフォームを構築するため、昨年9月に国際輸送に関する業務提携契約を日通と締結、日通は「独身の日」関連で1万6000件の梱包、出荷、輸出業務を実施している。
 こうした実績が評価されたことから、ことし4月1日に菜鳥と日通が改めて業務提携契約を締結したもの。
 日通では具体的な業務提携の内容として、菜鳥と出店者と同社間をEDIで結び、千葉県成田市の日通の輸出拠点を菜鳥海外倉庫に位置づけ、オーダー管理/通関情報/輸送履歴情報/運賃決済情報を連携することで「T-MALL国際」出店企業の円滑な販売活動を支援するとしている。

Last Update : 2016/08/03