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日本〜福建省航路のJi Zhou Shippingが投入船代替でスケジュール安定化
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日本〜福建省航路のJi Zhou Shippingが投入船代替でスケジュール安定化

 日本主要港〜厦門/福州間で唯一の直航コンテナ定期配船(別表参照)を実施している吉舟船務有限公司(Ji Zhou Shipping=Jisco、日本総代理店:鴻洋通商)は7月から、2隻の専属投入船のうちJi Hong(550TEU)に替え航行速力の安定したJi Yuan(585TEU=写真)を新規投入した。
 同船(旧船名OSG Alpha)は1994年建造/7167総トン/8703D/Wトンで、リーファー・プラグ50基を装備している。Max 15ノット/巡航13.5ノットという安定航行が可能なため、もう1隻の投入船Guang Ping(629TEU、Max 13.8ノット)と合わせ、より安定したスケジュールの提供が可能となった。写真は7月28日(木)に2度目の横浜寄港を果たしたJi Yuan。
 同航路では昨年から、福建省側で福州へのダブル寄港を実施しており、日本諸港〜福州間のトランジットタイムをすべて7日以内に短縮している。福州→大阪が3日、名古屋→福州が4日などの最速サービスが提供されている。

Last Update : 2016/08/03