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Zeebrugge港のCoens社長が来日会見、RoRo拠点としてのネットワークが充実
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Zeebrugge港のCoens社長が来日会見、RoRo拠点としてのネットワークが充実

 ベルギーZeebrugge港湾公社(MBZ)のJoachim Coens社長兼CEO(写真)が来日、10月12日に都内で会見を開いた。発言要旨は以下の通り。

◇Zeebrugge港は対岸の英国はもちろん、スカンジナビアを含む北欧、イタリア・スペインなどの南欧、鉄道や河川バージなどで結ばれた中欧・東欧を含め、ヨーロッパの中央に立地する特性を生かした物流センターを担う港湾として、完成車/コンテナ/林産品/食品/LNGなどの集配拠点として機能している。
◇なかでも完成車は、トヨタが欧州への完成車配送拠点として年間30万台以上を送り込んでおり、また子会社のICOを通じてRoRoターミナルを運営する日本郵船(NYK)のほか、多くの自動車船運航船社も定期寄港している。自動車の装備関連として、ブリヂストンや旭硝子なども物流センターを置いている。
◇欧州全域への集配送拠点としての優位性から、今年の完成車取り扱い台数は、前年比18%アップの280万台となる見通し。順調な拡大を受けて、RoRoターミナル拠点を今後10年間で150ha拡張する整備計画が進んでいる。
◇外洋から閘門を挟んで内陸に位置するRoRoターミナルの入出港数の増加に伴い、現在未使用の閘門を整備して2ゲート体制にする計画があり、フランダース州政府と調整を行っている。
◇英国のEU離脱の影響は、今後の推移を見極める必要がある。ポンド下落による新車購買力の低下には懸念がある。
◇コンテナ貨物も重要な分野で、2017年春のアライアンス新体制のサービスには期待を持っている。

Last Update : 2016/10/14