Maersk Lineは11月3日、2016年第3四半期(7〜9月期)業績を発表、売上高が前年同期比11%ダウンの53億5900万ドル、EBITDA(金利+減価償却費+税引前営業利益)は4.5億ドル悪化の1億5300万ドルの赤字、当期利益も前年同期から3.8億ドル悪化して1億1600万ドルの赤字となった。第2四半期(4〜6月期)の1億5100万ドルの赤字からやや改善を見せたが2期連続の最終赤字となった。
積み高は主要航路の復航集荷を強化したことにより前年同期比11.2%アップの269万8000FEUと好調だったが、FEU当たりの平均運賃収入が1811ドルと16%も下落した。燃料費価格の低下などでFEUあたりのユニット・コストを13.8%圧縮の1811ドルまで抑えたが、損益分岐点を上回らなかった。
北米、西アジア、アフリカの各航路での運賃下落が激しく、オセアニアと欧州でも下落したとしており、運賃市況の世界的低迷が業績改善にブレーキをかけた。
2016年1〜9月の累計業績でも、最終損益は2億3000万ドルの赤字となっている。